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1枚組DVD

歯と健康むしばむ文明食
問われる日本の現状
広がる関心 各層に波紋

「原始的な食生活をする種族の歯と体は健康そのもの」「それに対して、文明食は人間の体を確実に退行させている」
世界の諸民族を調べて書かれた分厚い研究書の完訳本が、医療・保健関係者、人類学者、有機農業に関心をもつ人たちなどの間で、徐々に 波紋を広げている。
ウェストン・A・プライス著、片山恒夫訳『食生活と身体の退化—未開人の食事と近代食・その影響の比較研究』 という本で、原書の刊行は70年以上前の1939年。これを発掘、自費出版したのが、大阪府豊中市に住む歯科医師というのも異色だが、「読んでショックを受けた」という学者たちも少なくない。

原著者のプライス博士も米国の歯科医師で人類学の研究者。
アメリカ人の歯が悪化の一途をたどっていることに注目した。
文明人の食生活にはなにか有害な要因がある、いや、むしろ健康のために必要な本質的要因が欠けているのでは、と考え、世界各地へ夫人と一緒に現地調査に出かける。
同一種族の中でも、孤立して伝統食に頼っている集団と、近代化して文明食に接した集団とを比較し、歯と顔つき、食生活を調べた。

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